最終更新日:2025年7月28日

Live2D アバター仕様 v2.0

<aside> 💡 これまでもNoLangでは、Live2Dのキャラクターの表情・モーションをカスタマイズすることができました。しかしあくまで、指定されたものの中からランダムに選択がなされるだけでした。

NoLang 4.0では新たに、発話内容に沿った表情・モーションが自動選択される機構が追加されています。アバター設定を適切に行うことで、動画のクオリティが格段に上がりますので、是非チャレンジしてみてください!

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<aside> 💡 本仕様は前バージョンと互換性を持っており、v1.0で作成したアバターもそのままご利用いただけますが、「表情・モーションをセリフに合わせて選択させる」ためには、v2.0への対応が必要になります。

参考:

NoLang Live2Dアバター仕様 v1.0

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0-1. セリフ内容に応じた表現をさせる仕組み

NoLangでは、「感情」や「ジェスチャー」のタグを用意しています。

Live2Dには、表情(Expression)や動き(Motion)があらかじめ設定されているものがあります。

そのようなLive2Dであれば、あなたがExpression, MotionをNoLangの「感情」「ジェスチャー」のタグと対応づけることで、NoLangがセリフから「感情」や「ジェスチャー」を連想した時に、対応するExpression, Motionが呼び出されるようになっています。

Screenshot 2025-10-07 at 12.53.15 PM.png

<aside> 💡

【重要】NoLangで用意されている「感情」「ジェスチャー」のタグ:

0-2. 準備

Live2Dファイルが入ったフォルダから、拡張子が.model3.json のファイルを探し出し、開きます。

1. Expressions(表情・装着品・エフェクトなど)の設定

1-1. 常に適用されるExpression

拡張子が.exp3.json のファイルで記述されたExpressions(表情・装着品・エフェクトなど)を、動画再生中常に適用することができます。

"FileReferences""Expressions" を必要に応じて作成し、そこに以下のようにあるExpressionの"Name""NOLANG_P_<任意名>" を記述してください。

"Expressions": [
    {
        "Name": "NOLANG_P_<任意名>",
        "File": "<PATH to .exp3.json>"
    },
    ...
],

NoLangでは、「"Name""NoLang_P" で始まる、ある一つのExpression」を動画再生中、最初から最後まで適用します。